CT認定技師試験に合格したいけど、どのように勉強したらいいのかわからないと思う方が多いと思います。そんなあなたに、CT認定技師試験に合格した私の体験談をお話しします。
- 受験資格と講習会について
- 過去問の見つけ方
- おすすめの参考書
- 勉強方法
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名前 | 放射線技師人材バンク | レバウェル医療技師 | メディカル技師ワーカー |
評価 | (5.0 / 5.0) | (4.5/ 5.0) | (4.0 / 5.0) |
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CT認定技師試験とは?
試験の概要と目的
CT認定技師試験は、特定非営利活動法人 日本X線CT専門技師認定機構が主催する試験です。
この試験の目的は、X線CT検査の質と安全を担保する診療放射線技師を認定することです。CT検査の技術や知識をしっかりと身につけた認定技師を育成し、医療現場での信頼性を向上させることを目指しています。
受験資格と講習会
受験資格
- 日本X線CT専門技師認定機構の主催する指定講習会を受講
- 診療放射線技師の免許を取得し、診療業務で5年以上の経験
- X線CT臨床実務経験が3年以上
講習会
内容は2日間の講習会で以下の内容でした。
- 1日目
-
・装置管理
・技術管理
・被ばく管理
・安全管理
- 2日目
-
・頭頚部
・胸部
・心血管
・腹部
・整形
・救急
申込みはWebを通じて行われ、非常に人気が高いため、早めの対応が必要です。また、受講料は1万円が必要となります。
試験対策の基本と過去問
試験範囲の理解
CT認定技師試験に合格するためには、まず試験範囲をしっかりと理解することが重要です。
この試験は、診療放射線技師としての基礎知識と実践的な技術が問われます。具体的な試験範囲は「管理(装置管理、技術管理、被ばく管理、安全管理)」と「臨床(頭頚部、胸部、心血管、腹部、整形、救急)」に分かれています。
試験範囲を理解するためには、日本X線CT専門技師認定機構が提供している講習会のテキストをしっかりと確認することが大切です。これによって、CT認定技師として求められる知識が包括的にカバーされていることを確認できます。
過去問の重要性
CT認定技師の試験において過去問の重要性は言うまでもありません。
過去問を解くことで、試験の出題傾向や頻出問題のパターンが掴めるようになります。実際の試験では過去問と類似した問題が出題されることが多いため、過去問を解くことが合格につながります。
確認方法は以下の順番で確認できます。
- 日本X線CT専門技師認定機構のホームページ
- 各種申し込み
- 試験の詳細はこちら
- 出題範囲と過去問題(参照)
ただし、CT認定技師試験は過去問の公開数が少ないのと答えが公開されていないため、テキストや参考書を活用することが必要です。
市販されている参考書や、講習会で配布されるテキストを使って、実際の試験に近い形式の問題を解く練習をしておきましょう。また、問題を解く際には、その解説も丁寧に読み込み、何故その答えになるのかを理解することが重要です。
これらの勉強方法を取り入れることで、CT認定技師試験に向けた知識と技術を確実に身につけることができます。
おすすめの参考書
私がおすすめするのはCT撮影技術学(改訂4版)になります。
理由は次の通りです。
- 講習会のテキストでは理解ができないところや、言葉足らずがある
- CT撮影技術学(改訂4版)の各章ごとに演習問題がある
- CT認定技師の試験では講演会のテキストに載っていない問題がある(私が受験した時はCT画像で肺の区分場所について問われました)
- 日本X線CT専門技師認定機構の書籍紹介で、X線CT認定技師・専門技師取得のために習得すべき内容を多く含む参考図書を上げさせていただきました。と紹介されている
特に、CT撮影技術学(改訂4版)の演習問題は、CT認定技師試験の問題内容に似ていたのでおすすめです。
効果的な勉強法で合格まで
- 勉強スケジュールを立てる
- 平日と休日の勉強時間を確保
- スムーズに覚えれるように講習会テキストの臨床(5章~11章)から勉強する
- 臨床を勉強後、管理(1章~4章)を暗記
- 3と4を繰り返しながら過去問やCT撮影技術学(改訂4版)の問題を解く
自分からのアドバイスですが、講習会の講師の方のzoom内容は試験問題についてお話しているので必要なところはメモしてください。また、第3章の線量管理・評価では計算問題が出題される可能性が高いので計算式を覚えていた方がいいと思います。
まとめ
CT認定技師試験は合格するためにはしっかりとした学習計画と継続的な努力が必要です。本記事では、CT認定技師とは何か、その役割と重要性、試験の概要と構成について解説しました。また、合格までの勉強法や学習計画の立て方、重要な勉強ポイント、実践的な練習問題の活用方法についても詳しく説明しました。
合格するための具体的なコツ、学ぶべき点についても触れました。特に、過去の体験談は非常に参考になるので、ぜひ取り入れてみてください。
試験対策としては講習会のテキストや参考書『放射線技術学シリーズ CT撮影技術学 (改訂4版)』が非常に有用です。これらの書籍を参考にしながら、自信を持って試験に臨み、見事合格を勝ち取ってください。
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